我が行いにせずば 甲斐なし

Posted By on 2015年3月20日

追手門の校長が学校報の卒業生へ贈る巻頭言に
薩摩藩の『島津いろは歌』の第一首を取り上げていた。
「古の道を聞きても唱えても
我が行いにせずば 甲斐なし」
そして
「教えはいくら耳で聞いても口で唱えても、
実行しなければ何の役にも立たないという意味です。」
と、続けていた。

僕は、本を読んだり講座を聴いたりして、
すぐに「勉強になった」とSNSに書きこむ若い先生たちにも、
この言葉を贈りたい。

読みとったこと、聴いたことは、
実戦を通して自分のものにしてこそ
初めて「学んだ」と言えるのだと思う。

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