国語のスキルアップとして身に付けてほしい「10しるべ」 ④
Posted By taga on 2015年2月22日
④ 言語感覚を磨く
言葉に対する感覚の弱い教師は、
正直言って、国語教師としては、しんどいでしょう。
相当がんばって鍛えなければなりません。
小学校教師の場合、年間300時間近くの国語の授業をします。
「苦手だ」などと言って逃げてはいられないのです。
苦手な自分を自覚して、
それをどう克服していくかを考えるべきでしょう。
言語感覚は、磨かなければならないのです。
まずは正しい言葉遣いをたくさん耳に入れることです。
ニュースはNHKを聴きます。
民放のアナウンサー、特にいくつかの局の女性アナウンサーの言葉の使い方はひどすぎて、学びにはなりません。
ラジオなら、なお良いと思います。
ラジオでは正しい発音、発声をしないと、伝わらないからです。
そして、言葉そのものの使い方も練られています。
映像の手助けがないので、正しい言葉、聞き取りやすい言葉を使っています。
それから、名文を朗読しましょう。
家でするのが良いのですが、時間がなかなかとれないでしょうから、
教室で子どもたちと一緒に美しい文章を朗読すれば良いのです。
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