係の仕事を考えさせる
Posted By taga on 2011年9月6日
一学期にもう一つ係活動ができなかった。
今学期の前半は、丸ごと子どもたちに考えてもらうことにする。
「係は、どんなものがあるかな。」
「国語係、配布係、体育係、図工係・・・。」
10個の係が並んだ。
「じゃあ、なりたい係の下に名前のカードを貼ってください。」
人気は、図工係。10人の子どもが登録。
「じゅあ、これで決まりね。」
「えー、先生、じゃんけんで決めないのー。」
「やりたい人はみんな、やったらいい。」
「では、国語係もしていいよという人は、いますか。」
ということで、空いている係は、重複人事で埋めていく。
もうすでに、子どもの個性が際だつ。
絶対に一つしか係をしない子ども。
たくさんの係を掛け持つ子ども。
何人かは、全く仕事をしないまま進むだろうと予測している。
大勢のところは、きっともめる。
実際、二人で十分の係に6人以上。
今は、そういう中から考えさせたい。
2年生なんだから、まだ。
あわてないで行くというのが、2学期の方針。
係の仕事、今、多賀先生のクラスより少ない7つなのですが、意欲を持たせ続けたり、すべての係に目を配ることが苦手です。係の仕事をやったかどうか、係表にチェックさせたりすることもありましたが、やはりやる子とやらない子が出てきます。
高学年の時、特にそういう状況がありました。
本校の係活動は、1・2時間目の間の休憩が全校で係の仕事時間と決まっています。そこで完結する仕事ばかりではないのですが、その時間は遊ばず、係活動をすることになっています。
今は、まだ2学期が始まったばかりで、1年生ということもあり、さほどではありませんが、他の係を見に行ったり、遊んでしまったりしています。多賀先生がされている工夫があれば教えていただけませんか?明らかなのは、係活動に対する真剣さが担任である自分にまだまだ足りないことだと考えています。
一年生は、モデリングが大切。
「こんなふうにするんだよ。」
と、例をいつも示して、
それのできる子どもがいたら、
褒める。
それの繰り返しですね。
みんな、そこでは苦労していて、しんぼうのいるところです。
高望みせず、一人でもできた子どもが増えたら、喜ぶ、認める、でいいんじゃないかなと思います。
ご指導ありがとうございました。
口で指示するだけではだめですね。できないことを叱ることも安易にやってしまいがちです。心がけます。