アドラーは万能なのか

Posted By on 2014年7月20日

「嫌われる勇気」 岸見一郎 古賀史健 著 ダイヤモンド社

を読む。

この本は読み方が難しい。

どの視点で読むか、である。

 

哲人と青年との対談の形式でなる本。

それぞれの視点がある。

そして、第三者としての視点もある。

 

このところのアドラー・ブームは、大賛成。

ようやくかなという感じがする。

僕がアドラーを実践し始めたのは、20年以上も前。

アドラーは心理学というよりも哲学に近いなと思っている。

でも、万能でもないことは、知っている。

どんな方法も考えも万能なんてない。

万能になると、宗教になる。

 

で、この本だけど、微妙だなあ。

青年が哲学者に感化されていくんだけれども、

その過程が、突っ込みどころ満載なんだよね。

「いや、お前、これで納得したらあかんやろ。」

「へー、それでオーケーなの。」

と思うこと、しばし。

フェイスブックでは絶賛する方が多いけれど、

そうかなあ。

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