◆ きょうの一冊 【47】

Posted By on 2014年6月5日

 

「もしも ぼくが

おとなだったら・・・」

文 ヤニコブスキー

エーベナ

絵 レーベル・ラースロー

ハンガリーで生まれた、ちょっと考えさせられる絵本。

「こどもはみんなしっている。ちっちゃなこどもだって しってるよ。

わるいこになるほうが もっとずっとおもしろいんだっていうこと。」

で始まり、大人と子どもをくらべます。

「おとなはじぶんのすきなことをしているのに、

こどもはおとなのいうとおりにしなければならない。

おとなは いつもこどもにちゅういしてばっかり。」

こどもたちは、もしも自分たちが大人だったら、あんなこともこんなこともやってみたい。

それは、全部子どもたちの願望。

子どもたちは、読みながら、どんどん自分だったらこうするだろう、

僕だったらこうしたいよ、と、想像を広げていくことでしょう。

そして、結論は・・・。

子どもたちは、大人達の不思議さにもう一度考えさせられることになるのです。

 

 

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