◆ きょうの一冊 【43】

Posted By on 2014年5月17日

「ともだち」

ヘルメ・ハイネ

訳 いけだ かよこ

ともかく絵を見て下さい。おんどりとネズミとぶたの3人(?)のともだちの表情がすてきです。

明るくて美しい絵の世界の中でいつもにこにこ笑っているともだち。

なんて楽しそうなんでしょう。

なんて生き生きとしたやんちゃぼうずたちなんでしょう。

「ともだちだもの、なんでもはなしあってきめるのがあたりまえ。」

さらっとそう言って、前向きなともだち。

 

「ごはんをたべたら、ぶたのヴァルデマールがしゃがんでウーン。あとの2ひきもならんでウーン。」

草むらに並んで用を足す3びきのすがたに、思わずにっこりとしてしまいます。

 

この子(?)たちのすること考えることは、子どもの道筋にかなっているのです。

この絵本を読んだ子どもたちは、「こんなともだちがほしいなあ。」と、きっと思うことでしょう。

 

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