「空白を満たしなさい」
Posted By taga on 2013年4月15日
平野啓一郎の「空白を満たしなさい」を
一気に読み切った。
人には、自分の中にしまっている思いというものがある。
それは、誰かを心の中で好き、などというものとは違っている。
自分の言動を実は支配するような
トラウマに近いような思いというものがある。
それを意識している人と
そうでない人がいる。
この「空白」とは、死んでいた時間のことだ。
あまり書くと、最初が楽しめないから、
ここまでにしておく。
決して後味の良い物語ではないが、
人生のちょっとこれまでとは違った側面に目を向けさせられる、
そんな本だ。
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