僕と生活綴り方

Posted By on 2013年2月9日

「生活綴り方」に初めてであったのは、

大学3年生だったかな。

 

今、一緒にセミナーしたりしている仮説実験授業の上村が

「多賀の近くで合宿するから、来ないか。」

と言われて、何も考えずにほいほいとついていったのが、始まり。

37年前のこと。

 

近綴連という神戸大、京大、京都女子大、和歌山大の学生が集まって作ったサークル。

そこで出会ったのが、「生活綴り方」という耳慣れない言葉。

 

それから、無着成恭の「山びこ学校」小西さんの「学級革命」から

国分一太郎、坂元忠芳、小川太郎・・・と、読みあさった。

「概念論」で京大の連中と一緒にまとめて、

全教ゼミの長野大会で提案した。

 

そのときの概念論は、今も、僕の国語の指導の根幹をなしている。

 

生活綴り方と言えば、「概念論」なんだね、僕にとっては。

「概念くだき」について、現場の分からない学生が議論していたが

そのまま今も通用するから、我々の議論はレベルが高かったのだろう。

About The Author

Comments

Comments are closed.