教育フォーラムin大阪に参加して
Posted By taga on 2012年11月24日
個人参加して大勢と一緒に受講するのは、
久しぶりだ。
心を一度ゼロにして受けたつもりである。
◆土作さんの講座
最近英語に力を入れているなとは思っていたが、
相変わらず、元気で迫力のあるクラスづくりだなと思う。
根本的な彼の考えには、全くの賛成。
・全ての活動に意味を持たせる。
・服装から話し方まで、教師の発するもの全てが教育技術だ。
・子どもの育つ先のイメージを持つ。
僕のいつも言っていることと、同じ。
赤坂くんや中村健ちゃんは、
「土作と多賀先生は合わない。」
と、よく言っていたが、そんなことはない。
ただし、僕の作るクラスとは、全然違うクラスになるんだけど。
それにしても、土作さんの講座を2年ぶりに受けたが
精度があがっていた。
◆僕の今回の最大の目的は、
噂の金大竜さんを見ることだった。
どんな教師かは、本を読んでも分からない。
どんな話をするか、その姿勢は人としてどうなのか、
そこが僕には大事だから。
思ったよりも静かなステージだった。
なんとなく仏教説話を聞いているような感じだった。
彼はまだ30代。
あの語りは、凄いと思う。
子どもの側に立とう、子どもの思いに沿おう、
という気持ちは、よく伝わってきた。
けれども、ビデオの学級はそんな感じのクラスではなかった。
不思議な教師だと思った。
◆ 後半の講座は、オムニバスみたいな感じがして、
オールスターのパフォーマンス感が強かった。
あの時間では深まりはない。
準備もアバウトだったが、
それでも若手の教師には刺激になるだろう。
今、クラスを持たない僕には、
切実な悩みがない。
「こうしたい」という子どもへの切実な思いも、ない。
だから、講座をどうしても客観的に見てしまうのかも知れない。
◆ 懇親会へは、行かなければ良かった。
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