親塾№12から その2

Posted By on 2012年10月25日

◆ 「サンタクロースは、いるんだ」の話を読んでから・・・

この話が素晴らしいのは、

ふしぎな世界には、どんな強い人でも、どんな強い人がたばになってかかっても、

こじあけることのできないカーテンみたいなものがあるんだ。

むじゃきな心とか、詩をたのしむ心、愛とか、人を好きになる心だけが、

そのカーテンをあけることができて、

ものすごくきれいでかっこいい世界を見たり、えがいたりすることができるんだ。」

というところですね。

僕はよく、目に見えないものは、大切なものばかりだ、と言います。

愛、友情、信頼、思いやり、情け、希望、みんな目に見えません。

みんな、そういうものがあると、信じているだけなんです。

目に見えないものを信じられなくなったら、夢なんて、見られませんよ。

低学年の子どもたちがときどき言ってきます。

「先生、サンタさんって、いるの。」

僕は、こう答えます。

「いると思っている子どもには、サンタさんは来てくれるんだよ。」

って。

僕は、できるだけ長く、サンタクロースを信じる心って、大事にしたいと思っています。

早くに、「そんなものはないんだよ。」なんて言いきっている子どもが

幸せな夢を見られるとは、思えないからです。


・ 夢を見る心は、見えないものを信じられる心

そう信じています。

 

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