反抗期の項目をを少しくわしく
Posted By taga on 2011年8月2日
達人セミナーでは、反抗期のチェック項目について、もう少しくわしく話したので、それを一部ここに紹介する。
正直、僕の場合は「語り」が特徴だと思っているので、書いてしめしたら十分には伝わらない。
それでも空気くらいは伝わるかな。
・ 理屈っぼいと言われる。
この時期の子どもたちは、理屈ばかり言います。
「屁理屈言うな。」と言いたくなりますね、大人は。屁理屈も理屈なんですよ。
この頃、この子、理屈っぽくなったなと思ったら、チェック。
・ 親や大人との会話が減った。
これも当たり前。親といつまでも何でも会話しています。
という話を聞くと、ボクはゾッとします。
話さないのは自然な形なんですよ。
・ 質問にたいし、「何でもない」「別に・・・」と答えることが多い。
「別に・・・」 沢尻エリカ様は、反抗期だったんですね。
・ 自宅では、自分の部屋にいることが多くなった。
いつまでも家族と一緒でないといやだなんて、逆に変でしょ。
・ 家族より友人といる時間を優先するようになった。
これも当たり前。そうじゃないと、何か問題があるのです。
・ 親に言えない秘密が増えた。
秘密があるのかどうかは、親や先生には分かりません。
低学年の秘密は丸わかりですが、
思春期の秘密は、簡単には分かりませんね。
・ 男子は母親を避け。女子は父親を嫌悪するようになった。
これはね、嫌っているというのとはちょっと違って、第二次性徴によっ
て、男性女性を強く意識するようになってくるのですから、当然、異性に
対する目が厳しくなったり、不潔に感じたりするものです。
お父さんを女の子が不潔に見るのは、清潔にしないからです。ボクは、
娘の目の前でパンツ一丁になったりしたことがありません。
いつも、こぎれいにちゃんとしていました。だから、あんまり嫌われな
かったのでしょう。本音を聞いたわけではありませんが。
お母さんだって、男の子の前での態度や服装は気を付けないと、
ものすごく嫌悪感をもたれてしまいます。
息子の前でおしりをかいたりしないこと。
教師は、特に異性の子どもに対する清潔感というものは意識してください。
思春期の子どもたちは、潔癖な子どもたちが多いということを頭において
おきましょう。
・ 親を「あんた」「お前」と呼んでしまう。
言葉の変化というものも、心の変化を表します。
きたない言葉を投げつけるようになったら、どうしたらいいのでしょうね。
後で、述べます。
・ 物に当たることが増えた。
扉をバタンと閉めるというような行為ですね。
・ ダメなのが分かっていても、無理なお願いをしてしまう。
無茶なことは本人も分かっているのに、それを要求するというような
ことですね。
反抗期の終わりは、親に感謝できるようになったときだそうです。じゃあ、僕は母親が死ぬまで反抗期だったかも知れません。
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