「どろんこまつり」

Posted By on 2011年7月26日

6年生と補習をしていて、教材文に懐かしい文章が出て来た。
「どろんこまつり」 今江祥智 作 田島征三 絵

これは、26年前の6年生の教科書に出ていた文章で
甲南小では、69回生(もう38才だなあ)のときに教えた文章である。

土佐のどろんこ祭という風習をモチーフにした、少し思春期の子どもの心情に触れる物語である。

少し話の説明をしてあげた。
「どろんこ祭というのは、どろの田んぼに入って、
女の子が男の子を追っかけ回してどろを塗りつけるという祭です。
この教材文に出てくるせっちゃんは、男の子っぽいでしょ。
ここでは、コイをつかまえたらなんでも三郎が言うことをきくことになっています。
実は、本当にそうなって、せっちゃんに言われて着物を交換させられ、
男と女の立場を入れかえさせられてしまうのです。
そして、どんでん返しがおこる・・・。」

「先生、続きを教えてよ。」
「じゃあ、捜してくるわ。」

ということで、昔の教科書を捜し出し、子どもたちに渡すと、我先に取り合って、読んでいた。

面白いお話は、子どもを引き寄せる。

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Comments

2 Responses to “「どろんこまつり」”

  1. 學び魂 より:

    多賀先生
     コメントありがとうございます。

     私のブログにもリンク貼らせていただきます。

     今後ともよろしくお願いします。

  2. taga より:

    学び魂さん、
    ありがとう。
    これから、いろいろとよろしくね。