堀さんたちとの会は面白い
Posted By taga on 2012年10月6日
累積国語の研究会に参加。
とてもおもしろかった。
ひさしぶりに研究会に参加した気分。
◆ 堀さんの講座から
堀さんは、細かいねえ。
ファシリテーション型授業の話をすると思ったら、
完全な教師主導型の授業である。
細かい配慮と綿密な戦略に基づいた授業。
教科としての質を落とさない。
なるほど、ふだんはこういう授業をしているのか。
独特の語りと間で、子供たちをひきつけていくみたいだ。
国語としての言葉を簡単に言い換えずに
そのままで定着させていく、
という考えにも賛成だ。
子どもにマーキングさせながらの範読というのも
おもしろい。
子どもを暇にさせないという授業の仕組みだろう。
で、最後に子ども同士の交流に実際は30分とる、という。
そこをもっと見たかったが、
次の日のファシリテーション講座に引き継ぐのだろう。
◆ 山下幸さんの講座から
古典の音読。
いいねえ。
「すらすら音読できるということが肝心だ」
という言葉のとおりだと思う。
徹底して音読させようとする授業は、気持ちが良い。
音読を軽視する教師もいる。
日本語は本来、音声言語なのだということを
わかっていないのだ。
ともかく山下さんのような音読重視の先生は好きだなあ。
しかも、同じことを同じように繰り返さず
読み方を変えながら音読するのは、
子どもたちに飽きさせない工夫である。
二人とも、最後の5分間でまとめに入るという講座の形式だった。
―おれのとは、ちがうなあ。
僕は、初めから項目を示してするやり方だから。
正直、中高の先生たちには、どうだったのか、
自信はないが、
僕の会にいつも来てくださるお顔があって、
アウェイ感覚は薄まった。
いくつになっても、
立場は変わっても、
学びは僕のエキスになる。
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