Posted By taga on 2012年3月14日

子どもたちに、辞めることを発表した。

通信に書いた僕からの子どもたちへのメッセージ。

ぼくは、三月で甲南小学校から、さよならします。

君たちが、甲南小学校での最後のたんにんのクラスになりました。

四月にみんなと出会ったとき、みんなは、とてもきんちょうしていましたね。

「多賀先生はこわい。」

と、思っていたみたいですね。やっぱりこわかったですか。

まあ、うるさい子どももいたり、あんまりしゃべらない子どももいたり、なかなかおもしろそうなクラスだなあと思いましたよ。

何度かぼくに、教室からほうり出された人もいましたね。

一学期は、みんなぼくにはなかなかくっついて来られなかったけれど、二学期から、だんだんくっついてくる人がふえてきましたね。

あんまり手を挙げて発言しなかった人たちも、手を挙げて発表するようになり、暗い顔をしていた人も、大声を出したり、じょうだんを言うようになってきて、クラス全体がもりあがってきました。

学習発表会は、君たちのねうちがよく出ていました。

いいクラスになったと思います。

明るくて楽しくて、いつも笑いがいっぱいあるクラス。

人のぶんまで、だまって仕事をしてくれる人のたくさんいるクラス。

けんかしても、自分たちでかいけつしようとするクラス。

どこに行っても、君たちのことは、じまんです。

ぼくの最後の教え子の君たち。

一生、ぼくは君たちの先生です。けっしてわすれません。

さようなら。

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