七のばいすうと八のばいすう

Posted By on 2012年2月5日

テレビCMで、

女性は七のばい数、男性は八のばい数のときに未病が出てくる

というようなことが言われている。


「漢方の資料によると・・・」

という前ふりで。


これは怪しい。

漢方の資料って、何だ。

漢方の資料なんてやまほどある。


4000年の歴史をふまえて

実証、実証の繰り返しでまとめられていったものだ。

ありとあらゆる考え方の資料がある。

科学的・医学的に証明されているものもあれば、

なんとなく怪しさを感じるものもある。

で、男の八のばい数と言えば、年令で考えると、

32.40,48,56,64辺りだろうか。

そのぐらいの年令の男性で、体調に不安を持っている人なら

きっと、このCMを聞いただけで、

「やっぱりそうか。それでこのごろ調子が悪いんだ・・・。」

等と、思うにちがいない。

そんな人は、たくさんいるだろう。


じゃあ、38,41,43,51といった年令の男性には、

そういうことはないのだろうか。

そんなはずはない。


このCMは、怖い。

 

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Comments

2 Responses to “七のばいすうと八のばいすう”

  1. 卒業生 より:

    私は、あ、7の倍数にはおばあちゃんのとしが含まれてる、、おばあちゃんに悪いことがありませんように、っていつも思っていました(・o・)笑

  2. taga より:

    時代のギャップを感じる・・・。