おせち料理、作っていました

Posted By on 2014年12月18日

師走になると
おせちの話が出てくる。
そうすると、いつも思い出すのは、子ども時代のこと。

うちの家は、会席や仕出しもしていたので、
27日ころから、おせちの準備にとりかかる。
僕は、菊花大根の担当。
大根を角切りにしてまな板に置き、割り箸ではさむ。
そして、縦横に包丁をいれる。
その真ん中に鷹の爪を輪切りにして乗せていく。
それらを、昆布をしいたバットに並べ
三杯酢を浸して寝かしておく。
31日には、重箱に詰められる、ほどよい味になっている。

もう一つ、芋のきんとん作りも担当していた。
蒸し上がったサツマイモを、ひたすら大きなすり鉢でする。
確か、柚子かレモンの皮を刻んで混ぜていた。
砂糖も少し入れてねっとりと仕上がったら、
丸めたものを手拭いできゅっと絞って、
水気を少しとって形を整える。
それをアルミホイールの花型に入れていく。
真ん中に、栗の甘露煮を小さく切ったものを乗せて完成。

だてに調理師免許を持っているわけではない。

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