ロッタちゃんの絵本

Posted By on 2011年11月5日

「ロッタちゃんのひっこし」

「小さいロッタちゃん」

「ロッタちゃんの自転車」

リンドグレーン

 

「長靴下のピッピ」であまりにも有名なリンドグレーンの幼年童話を絵本かしたもの。

 

ロッタちゃんは、お母さんの言うことが気に入らない。

「大人はいつだって勝手なことを言う」

 

ロッタちゃんの心は、読み手の子どもたちそのもの。

「そうそう、そうだよ。ロッタちゃん、そうだよね。」

そんなことを心の中で言いながら、子どもたちは読んでいくのだろう。

 

そして、とうとうロッタちゃんは決意する。

引っ越し(家出)という決心を。

 

引っ越し先は、なんと、隣のおばあちゃんの家。

これこそが子どもの発想で、子どもたちが同化できるところである。

 

子どもたちもロッタちゃんと同じように悩んで、自分なりの解決を見つけていくのだ。

 

なんて楽しいことか。

リンドグレーンは、そんな子どもの代弁者である。

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