老害

Posted By on 2019年4月24日

同年代の友人たちといつも言うのは、
「老害にはなりたくないなあ」
ということだ。
老害とは、年寄りがしゃしゃり出て
迷惑になったり、中堅や若手の台頭を抑えたりすることだ。

僕が講師などで頼まれたとき以外には私学の大会に参加しないのは
老害をおそれるからだ。
授業研究会の隅っこに座っていても
「多賀先生、ご意見を伺わせてください。」
と、最後にあてられる。
意見はあるよ。
みんなの知らないことを僕は知っているから。
話し合っていることの先に何があるのかも知っている。
でも、それを言ってはおしまいなんだ。
話し合っていることそのものに意味があるから。
懇親会では、
「一言お願いします。」
と言われる。これも、嫌だ。
挨拶は、現在の委員がすればよい。

一番大事なことは、僕自身が学究の徒であり続けることだと思っている。
そうすることに興味がなくなったら、
引き際だと思っている。

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