なんでも否定していいの?

Posted By on 2019年3月10日

卒業式の練習を少なくするというのは
いいことだと思う。
なんのためにしているのかと考えることも
必ずするべきだ。
また、発達障害の子どもたちにとって苦痛になることであれば
それなりの対応も考えなくてはならない。
しかし、礼儀礼節まで否定するのはどうかと思う。

尊師岡田崇先生が教頭の時に
灰谷健次郎さんが卒業式にジーパン姿ででようとしたことをとがめた。
「どんな服装で臨もうが、個人の自由です。」
と言ったので
「君の卒業式なら、どんな格好でもかまわない。
 でも、これは子どもたちの卒業式で。きちんとした格好で送り出すのが礼節だ。」
とおっしゃった。

「外国ではそんな式はしない。もっと自由だ。」
という声も聴くが、卒業式は日本の美しい文化の一つだと、僕は考えている。
外国は外国。
日本の文化を外国を例にして論じるのはいかがなものかと。

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