笑いのある授業

Posted By on 2019年1月31日

公立小で、3年目の若手の研究授業。
何よりも子どもたちとのやりとりがおもしろい。
見かけは体育会系だけれども
穏やかで明るい話し方に子どもたちとのコミュニケーションが成立している。
くだらない冗談で子どもたちの緊張を解こうとして失敗。
そこを笑顔の子どもたちが突っ込んでくる。
そういうムードが子ども同士の協同学習につながっている。
前日、職員室でドラえもんの物まねを練習していたというが
こういう授業に直接つながらないくだらないことを一生懸命するというのは
僕は大事だと思っている。

ダメだしするところもたくさんあるのだが
一番大事なところができているから
授業の完成度よりも
子どもは力をつけていく。
そんなものだ、授業って。
そういう点を認めると
「多賀先生はいつも僕にやさしいです。」
と言うが、
教材研究不足や考えの至らないところは指摘している。
でも、授業は子どもたちと先生、子どもたち同士の関係性が
一番なのだ。
やさしいのではなくて、認めているということだ。

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