ねこじたなのにお茶がすき

Posted By on 2011年10月3日

「茶の湯」の絵本がある。

「ねこじたなのにお茶がすき」

今江 祥智 文  ささめや ゆき 絵

 

ねこが茶道家のおじいさんのうちへやってきて

お茶をたしなんでいくという話で

ほのぼのとした中に、茶道の心のようなものがえがかれている。

 

おうちが茶道家をしていらっしゃる子どもに

「この絵本をお母さんに見せてあげて。」

と、渡した。

 

家族で読んでくださった。

ちょうど、少し前にそのおうちの庭に親子4匹の猫たちがやってきたそうで

あまりのタイミングの良さにびっくりしたそうだ。

 

こういうとき、人とのつながりというものを感じる。

 

お母さんが、

「・・・相手を想いやる大切な部分が、よりいっそう感じることができました。」

と、おっしゃった。

 

茶道の心は、相手を想う心で、それがお手前作法なんだなと

改めて感じた。

 

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