御巣鷹から30年

Posted By on 2015年8月13日

もう30年も経つ、日航機墜落事故。
僕の教え子の関係者も何人か犠牲者に含まれている。
金曜日、しかも、お盆直前の便には
単身赴任から帰って来られるお父さんたちも沢山乗っていた。

合掌。

遺体はひどい状態で、
判別しにくいものであったらしい。
遺族はなんとかして遺体を見つけようとした。
東北の津波でも同じことだが、
遺体がなければ、亡くなったことを
心に入れることができない。
最期の別れができない。
だから、人は遺体を探す。
心の中にその人を入れて偲ぶには、
残酷な言い方だが遺体が必要なのだ。

お父さんを亡くした幼稚園児が飛行機が飛ぶのを見ながら
「ばかあーー」
と叫んでいたことを忘れない。

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