また仕事を増やそうとする
Posted By taga on 2011年9月15日
文科省の有識者会議会議の提言で、
全教員に防災講習を受けさせようという趣旨だ。
確かに必要なことである。
何か起こったときの子どもたちのふだんからの教育は
しておかねばならない。
子どもの命が、現場では最優先である。
確かにそうなんだけど・・・。
さらに、東京都教委は、児童虐待の早期発見や未然防止のための教員用研修教材を作成して配る。
配るだけですむことではない。
それによる研修が必ず行われるようになる。
児童虐待は、あってはならないことである。
早期発見や未然防止のための方策が必要なのである。
それはそうなのであるが・・・。
新しい教科書になって、
現場の教師にとまどいがある。
新指導要領の主旨を理解して、授業を作っていかなければならない。
モンスターペアランツに代表される保護者対応も大変である。
一つ油断すると学級崩壊になりかねない状況で闘っている。
「教育は、現場で起きているんだ。」(織田裕二風に)
そんな状況の中で、大事だからと教師の負担だけが増えていく。
そうじゃなくて、学校現場に教育警察官なるものを配置するとか、
地域の保護者から児童虐待防止グループを作るとか、
そういう発想にならないのだろうか。
教師の負担だけ増えて、
できなければ責任を糾弾することにならないのだろうか。
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