教育死語 ③
Posted By taga on 2015年7月18日
校内暴力
校内暴力という言葉は、
1970年代の後半から1980年代にかけて日本中を席巻した。
当時は主に高校での事件が多かった。
それが、しだいに低年齢化していき、
小学校でも出てくるようになった。
でも、今、ほとんどこの言葉は使わない。
子どもの「荒れ」とか「学級崩壊」「学校崩壊」という言葉に取って代わられるようになった。
高校では、かなり減少してきたことが大きいかも知れない。
SNSによる発散というのも要因だと言われる。
昔から、荒れる子どもたちはたくさんいた。
テレビドラマの青春シリーズは、
いつもそういうアウトローの子どもたちと熱血先生との交流を描いていた。
当時荒れるのは、アウトローの子どもたちだった。
今は、どんな家庭の子どもたちも、荒れる。
それが今の学級崩壊・学校崩壊である。
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