教育実習の重要性

Posted By on 2015年6月9日

教育実習がさかんになってきた。
現場では、先生方が、実習生にいろいろなことをおしえて下さる。
厳しいことを言うのもいいだろう。
ただ、大切なことは、
教師という仕事のすばらしさを伝えるということ。
子どもたちとの時間をたくさん作ってあげて、
教師の一番元となる
子どもと共に生きることの喜びを実感してもらうこと。

その人が教師に向いているかいないかなど、
決して、分からない。

僕が教育実習に行ったのは、37年前。
名谷小学校の山口校長に教わった言葉は、ずっと生きつづけている。
「君たちが教師になったとき、必ず教室に問題となる子どもがいます。
その子たちは、宝物なんですよ。
その子にどうするかによって、教育が成り立つか成り立たないか、なのです。」

僕はこの言葉をかみしめながら、続けてきた。
実習で先輩教師の語る言葉は、
その若い教師の卵の琴線に届くのかも知れない
ということを自覚して、先生方は実習生に接して欲しい。

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