あえて書く

Posted By on 2015年3月27日

24日の夜に、突然、教え子の訃報を受けてから、
心がずっと沈滞している。

毎晩、毎朝、
彼の顔が浮かんでくる。

それを横に置いて関東でセミナーをしている自分はなんなのだろうか。

でも、章介はきっとその方が良いと思っているだろう。
あいつは、教師としての僕を好きだったから。
卒業してから、学校の近くの壁に「多賀マーク」を描いたのは、あいつだ。

スクールカウンセラーになるときに、
「お前は苦しい思いをしたから、人の傷みを受け止められる。」
と言ったら、本当に子どもの顔にもどって、笑った。

新幹線の品川駅で
いつまでも改札に立って見送っていてくれた姿が
心に焼き付いている。

なんで・・・
と、思ってもしかたのないことではあるが、
思わざるを得ない。

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