国語教育推薦書②

Posted By on 2014年10月10日

「母のいのち子のいのち」 東井義雄 探求社

バイブルに近いくらいに読み込み、

親塾や各地での講演でもよく引用させていただいている本である。

兵庫県の生んだ最大の教育家であり、尾木ママなど、

いろいろな方向で活躍する教育関係者たちに多大な影響を与えている東井先生の言葉は、心にしみいる。

東井先生が最後に校長をされた八鹿小学校へおじゃましたとき、

そのときの教え子が先生にもいて、

毎朝、にこにこしながら全部の教室を回っておられたと聞いた。

教室の空気が明るくきりっとしたものに変わったそうだ。

本物の教育者であったのだろう。

言葉が子どもの心を育てるということを、

この本ほど教えてくれる本はないかも知れない。

 

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