授業への関わり方
Posted By taga on 2014年2月4日
西宮市教研国語部の大会で、二本の研究授業を観た。
僕も少しだけアドバイスした授業だが、
実際に今月授業をするために教材研究し直している。
東書三年の「人をつつむ形」。
今回、授業を観て思ったことは、
僕のつくる授業とは違うということ。
おそらく、全く違う授業になるだろう、
いっしょに教材研究したにも関わらず。
僕はアドバイサーとして授業に関わる。
そのときは、
「ああしなさい」「こうするべきだ」
とは、言わない。
「これは止めて、こういうやり方でしなさい。」
とも、言わない。
その先生の考えている道筋で、納得されることをされた方がいいと思っている。
だから、「学びあい」だろうが「一読総合法」だろうが、
その先生の思うようにして、
そこでできる範囲のアドバイスしかしない。
例えば、
「その時間配分で、足りますか。無理だと思いますよ。」
「子ども達は、たぶん、こんなふうに言うと思いますよ。」
「こんなことをした時もあります。」
「この授業のポイントは『…』という言葉をどう意識させるかでしょうね。」
というような感じである。
その結果、失敗したら、全てその先生が責任を負う。
成功したら、全てその先生の力だということである。
これは、僕の教育の基本かも知れない。
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