◆ きょうの一冊 【22】

Posted By on 2014年2月9日

「ねずみくんのチョッキ」
なかえ よしお

ねずみくんのお気に入り、お母さんにもらった素敵なチョッキ。

他の動物たちが、どんどん借りてきていきます。そのたんびにチョッキがのびてびよーん。

不思議な世界へは突然入っていくものです。

ねずみくんのチョッキをぞうさんが着るなんて、そんな不思議なことなのに、すんなりと絵本はやってしまうのです。

25才以上の絵本は、それだけすばらしさがあると、よく言われます。

こんなに単純であっさりとした絵本が、ずうっと生き残ってきたということは、

世代を超えて子どもたちが支持してきたということです。

なぜか子どもたちの心をとらえるこの絵本には、

子どもたちの想像力を強く刺激するものがあるのでしょう。

見ればすぐに分かりますが、空間の多い絵本でもあります。
まさしくシンプルそのものという絵本ですね。

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