「たぶんねこ」

Posted By on 2013年9月14日

畠中恵の「しゃばけ」シリーズの最新刊。

この人の話は、

「しゃばけ」以外は、僕にはもう一つなんだけど、

この「しゃばけ」だけは、

キャラ立ちがしっかりしていて、イメージが描きやすい。

 

作者の感覚が最もぴったりとはまった作品なんだろう。

 

今回もオムニバスだが、最初の話と最後の話が

つながっていて、

最初に「なんだろう」と思っていたことが

最後にすっきりと落ち着く。

 

ただ、書き続けすぎたのか、

「これは、必要ないんじゃないのかな」

と思うようなところも感じられる。

そろそろ限界なのか。

ここを乗り越えて、永遠のベストセラーになるのか。

 

僕は、とりあえず、新刊が出たら、読む。

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