本多勝一を知っていますか
Posted By taga on 2011年8月16日
反骨のジャーナリスト、本多勝一さん。
一時こって、たくさん読んだ。
論理に説得力があり、思想的には過激すぎて賛同できないところもあるが、自分の論理的な思考を育むには良かったと思っている。
その中で、今、国語教育にも使えるものが、
「日本語の作文技術」
この本は、ぼくが文章を書くときの基本にもなっている。
たとえば、
一文が長いとなぜいけないのか。
テンの二大原則。
繰り返しは無神経な文章。
等である。
多田道太郎さんが「解説」に、
「ちゃんとした日本語を書こうと思ったら、まず、勉強に本多勝一氏の「日本語の作文技術」を読め。・・・」
と書いた通り。
へたくそでだらだらとした学習指導案しか書けないと悩んでいたら、まず、この本を読むことを薦める。
こんにちは。日本語の作文技術、私も持っています。大学院時代、論文を書くときに勉強しました。恩師に薦められて買いました。今での覚えているのは「日本語の作文を日本人が勉強することも・・・外国語作文の原則と少しも変わらない」というところです。話せるからといって書けるかというと、そうでもないということを深く考えた記憶があります。自分の実践をかたちにして残すためにも、文章を整理するトレーニングは欠かせないと考えています。
本田勝一、小学校高学年から中学にかけて、近くの図書館に「本田勝一の…」というタイトルの本が棚にずらっと並んでいて、ほとんど読みました。読みたい本がなくなってきた頃、たまたま1冊手に取り、物語や小説とは違い、こんな世界があるのかと衝撃を受けた思い出があります。
本勝ファンって、いるものですねえ。
教師は、一度はこの本を読んでほしいです。