五七調は、薄くなっていないか?

Posted By on 2012年10月24日

神戸新聞に俳人の宇田喜代子さんが

「五七調で日本語をみがいたのは、

もう遠い昔のことなのか」

というタイトルで、俳句が衰退していくおそれを書いていた。

 

僕も、教育誌の原稿で書いたんだけど、

五七調が、今の子どもたちから

少しずつ薄くなっていっていると考えている。

 

演歌もそうだけど、

標語も

「赤信号 みんなでわたれば こわくない」

「手を挙げて 横断歩道 わたるなよ」

なんていう五七調のものは、へってきてないだろうか。

 

サカナクションやリップスライムの歌詞が覚えにくい人は

頭に染みついている五七調が邪魔をするのかも知れない。

 

子どもたちは、すんなりと頭に入る。

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