東京都大田区の新任研で話してきた

Posted By on 2012年10月18日

突然の依頼で、

日帰りで東京へ。

 

新任の先生達、

最初は元気がなかった。

主事さんの声に反応した言葉には、全く力がなかった。

 

「木曜日だし、つかれているんだろうな。

元気づけてあげられるかなあ。」

そう思いながら、講座を始めた。

やはり、堅い表情。

関西とは違うので、ギャグは控えめだったが、

「そこ笑うとこだよ」

というところで、笑えない。

 

そんな彼らの表情が変わったのは、

具体的な授業に入ったとき。

授業というものの持つ力だなと感じた。

 

「早春ビンゴ」、「ウォー字ぃをさがせ」「聞いてQ」などの連発で

さらに盛り上がって、表情が軟らかくなっていった。

 

ようやく僕のペース。

一人だけ寝ていた子は疲れていたんだろうが、

他の先生達は、目つきが変わっていったと思う。

 

どうしても伝えたいことがあったので、

最後に時間をいただいた。

それは、二つ。

 

◆ ハードルをあげるな、

できなくて当たり前。できないことをさがすより、今、できること。

子どもに近い先生にしかできないことをしましょう。

 

◆ この仕事は、苦しい。しんどいことだらけです。

でも、子どもが返してくれる、すばらしい仕事です。

我々は、子どもに支えられて続けていけるのです。

 

という二つ。

 

 

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