卒業式は「感謝」「感謝」のオンパレード

Posted By on 2012年3月24日

卒業式の式辞や謝恩会の挨拶などで

よく学校の先生達は、子どもたちに

「感謝しろ」

「感謝しなさい」

を、連呼する。

 

いつの頃からかなあ、

この「感謝」の言葉が鼻につくようになってきた。

 

「おかげ」なんて言葉を使う方まで、出てきたのには驚いた。

 

そりゃあ、今まで育てて下さった方々に感謝する心は、

絶対に持ってほしい。

そのこと自体は否定しない。

 

しかし、その「感謝しろ。」と言っているのが

感謝される側の人間だということに問題を感じる。

 

言い換えれば、

「先生のしてきた苦労を分かりなさい。そして、感謝しなさい。」

ということじゃないか。

 

かっこわるー。

 

「親に感謝しなさい」なんて、言わなくてもいいんだ。

なぜなら、親は、感謝してほしいのではないから。

愛しているから、大事にするのだから。

 

そして、感謝というものは、

自然と心の中にわいてくるものなのだから。

 

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