かはゆくば五分の教に、三分ほめ

Posted By on 2012年2月28日

母の古い物を整理していると、

母の弟(身体が弱くて早逝)の通知簿が出てきた。

 

叔父は「多賀二郎」と言う。

ぱっと通知簿を見ると、僕の名前に見えた。

 

昭和12年度、神戸市立志里池小学校。

今から74年前の通知簿に書かれていたことが

面白くて学びになる。

 

「白がねも、こがねも、玉もなにかせん

まされる たから 子にしかめ やも

 

Ⅰ、親の慈愛、教師の熱誠、子等の信望、この三つは児童教育の三鼎です。

この三位が一体となって志里池教育の完成を期したいと存じます。

・・・・・・・・・

かはゆくば五分の教に、三分ほめ

二分は しかりて よき人とせよ」

 

最初の短歌は、母から教わった記憶がある。

 

最後の短歌は、なかなか深みがある。

ある意味、教育の本道である。

 

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