二日~三日

Posted By on 2012年1月5日

1日は年が状書きと箱根駅伝と高校サッカーで、目が疲れてしまった。

市立西宮が健闘したというが、市西は昨年全国優勝した滝川第2や、そことほとんど力の拮抗した神戸弘陵などを破った強ごうだ。兵庫県のだい表は、強い。

僕は、勝てるような気がしていた。山梨学院の監督のコメントに引っかかったから。

「相手がどんなチームかというよりも、自分たちのサッカーをする。」

自分たちのサッカーをすれば勝てると、言いたかったのかな。

なんとなく対戦相手に対する敬意が感じられなかったような気がした。そういうときは、落とし穴がある。

 

2日は、再び、朝から原稿書き。もちろん音楽をかけながら。

まず、グローバー・ワシントンJrの「ミスター・マジック」。

いわゆるフュージョンとしていっせいを風靡したグローバー・ワシントンJrの初期の作品。

僕は、この頃のアルバムをかうとき、ドラムスを基準にしていた。大好きなドラマーがいた。

ハーベイ・メイソン。スタジオミュージシャンとしていろんなアルバムに参加している。僕は、彼のシンバルの使い方が好きだ。

受験生の頃、明け方まで勉強したとき、この音楽が士気を鼓舞してくれた。


次は、リターン・トゥー・フォーエバーの「ロマンティック・ウォリアー」。

チック・コリアは、このグループとして演奏するときはファンキーになる。スタンリー・クラーク(bass)。レニー・ホワイト(ds)。アル・ディミオラ(gui)。島田荘司創作の名探偵、御手洗潔も絶さんのアルバム。


続いて、山下達郎の「オン・ザ・ストリート・コーナー」。

達郎が初めて出したアカペラのアルバム。自分の声を多重録音してハーモニーにしているので、まとまりは抜群である。

ティー・タイムに入ったので、少しパンチの効いたサウンド、トニー・ウィリアムスの「Beljeve  it」。ぎんぎんのロックだけど、やっぱりジャズ。トニーは、マイルス・デイビスの秘蔵っ子として登場してきた、ドラマー。ドラムをたたくというよりも、しばくと言った方がぴったり来る。36年も前のサウンドとは、とうてい思えない。さらに、アラン・ホールズワースのギターがすごい。僕はこれに匹敵するのは、イングウェィ・マルムステンしか思い浮かばない。

(ここ数年のギタリストは全く知らないけど・・・。)


少し落ち着いて勉強再開。音楽は、ジョン・コルトレーンの「My Favorite Things」。ジャズのスタンダードだね。

マッコイのピアノ。ジミー・ギャリソンのベースとエルビン・ジョーンズのドラムス。

それらにのって巨匠コルトレーンが吹きまくる。ジャズ喫茶で何回聴いたことだろう。


そして、サドメル(サド・ジョーンズとメル・ルイス)オーケストラ。

いわゆるビッグ・バンド。バイト先のジャズ喫茶のマスターに薦められたのが、このアルバム。

文句なしにスイングしてファンキー。


そして、ハービー・ハンコックの「ロック・イット」。

これは、確かビルボードのジャズ部門ではなくて、全体の全米一位に輝いたナンバーだった。

ディスコでは、よくこれで踊ったものだ。

これがハービーの人気を広げたが、彼は元々、十六才でニューヨークフィルと共演したクラシックピアノの天才なのである。

僕が一番たくさんアルバムを持っているのが、ハービー。

 

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