新しい年はこのミュージックから

Posted By on 2012年1月1日

朝から、ニューイヤー駅伝、天のう杯男女決勝と、スポーツ観戦三昧。


今年はこれではいけないと、

部屋に入ってレコード(CDじゃなくて)をかけながら、

2月11日の札幌での講演の原稿を書くことにした。


一曲めは、昨年に引き続きキース・ジャレットの「ケルン・コンサート」。

やっぱり僕はこのきょくが大好き。透明感のある暖かさが心地よい。

 


続いては、サンタナの「AMIGOS」。

かの有名な「EUROPA(哀愁のヨーロッパ)」が入っているアルバム。

サンタナのギターは、いわゆる「泣く」ギターだ。

泣きのフレーズに入ってしまうと、原稿書きが滞るが、仕方ない。

しばしパソコンから手を離し、エアギターしながら、サンタナに浸っている。

こうしながら講演の原稿を書くのは、僕の楽しみでもある。

 


続いてアースウインド&ファイアーの「Gratitude」。

これは、後に「ブギーワンダーランド」などの大ヒットを連ぱつしたカリスマグループが1975年に出したライブアルバム。

日本ではまだ大メジャーになってはいなかった頃のもの。

トリプルドラムにホーンセクションがからむハードな演奏が、びしばしと来る最高にファンキーなアルバム。

昔、これを聴いて踊っていたから、落ち着いて聴くことはできない。

何年ぶりかなあ。

 


そして、「アトランティス」マッコイ・タイナー。

左手をがんがん鍵ばんに叩きつけるような弾き方のピアニストの代表作。

確かに、聴いていると、アトランティス大陸が浮上してくるような感じにとらわれる。

ジャズの名ばんの一つだ。

 


少し落ち着いたものということで、カーティス・フラーの「ブルース・エット」。

三十年前にジャズ喫茶に三時間いたら、必ず一度はかかっていたという名ばん。

僕らはこれがかかると、「ズズビズッズッズービブー・・・。」と、訳の分からないスキャットを口ずさんでいた。

トロンボーンのカーティス・フラーは、これしか知らない。

一ぱつ屋だが、共演者がすごい。

サックスのベニー・ゴルソン。

ピアノはジャズの名ばんに多くとう場する、世界一のサブ・ミュージシャンであるトミー・フラナガン。

 

このきょくは、コットンクラブの雰囲気である。

 

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