実践って

Posted By on 2011年12月16日

新しい教育の可能性というものがたくさん出てきている。

 

なんだかよく分からないものもある。

何でもやってみないと気が済まない僕は、

どうしても、一通り、やってしまう。

通り一遍になりがちなので、

簡単に良い悪いの結論を出さないようにしている。

 

言葉だけが新しくて、実際には、昔からあるものがけっこうある。

 

横文字になっただけというものもある。

 

若い先生方は、そういうものにくいついていく。

否定的に言っているのではない。

教師は、その時に合った言葉を使うべきだ。

若い先生達に伝えるためには、合った言葉を使っていかねばならない。

 

一読総合法をまねて実践した先生に、

その道の実践家がくってかかるのを見たことがある。

「似て非なるもの」というわけだ。

子どもにとって、その実践はどうだったのか、という視点ではない。

「俺たちの縄張りを荒らすな。」

ということだった。

 

くだらない。

 

それほど自信のある方法ならば、

「あなたの実践とは、ここが違っていて、

だから、子どもたちが目標に届かなかったのですよ。」

と、納得できる話をするべきだ。

 

教育は勝ち負けではない。

自らも学ぼうという姿勢のない者は、

研究会に参加するべきではない。

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