かくありたい

Posted By on 2011年11月10日

ときどき、自分の生き方に、ふと、迷うときがある。

そんなとき、この詩が力をくれる。

「一個の人間」 武者小路実篤

自分は一個の人間でありたい。

誰にも利用されない

誰にも頭を下げない

一個の人間でありたい。
他人を利用したり

他人をいびつにしたりしない。

そのかはり自分もいびつにされない

一個の人間でありたい。

自分の最も深い泉から

最も新鮮な

生命の泉をくみとる

一個の人間でありたい。
誰もが見て

これでこそ人間だと思ふ

一個の人間でありたい。

一個の人間は

一個の人間でいいのではないか

一個の人間

独立人同士が

愛しあひ、尊敬しあひ、力をあはせる。

それは実に美しいことだ。

だが他人を利用して得をしようとするものは、いかに醜いか。

その醜さを本当に知るものが一個の人間。

◆ 大切なのは、自分がどう生きているかということだ。

僕は決して、人を利用はしない。

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