アクティブ・ラーニングへのスタート

Posted By on 2016年4月7日

追手門は、アクティブ・ラーニングへの舵を切った。
どう考えても、私立小学校はこのことと向かい合わないといけない。
昨年度から少しずつその話をしてきたが、
大きく動き出す。
世間の風潮にのるわけでもなく、
文科省に引っぱられるわけでもなく、
追手門の子どもたちを見つめながら、
これからの追手門の子どもたちに必要なものを創っていくということだ。

僕も、授業をする。
1時間の投げ込みだけでは何も伝えられない。
5時間ぶっ通しで教科書教材を使ってのアクティブ・ラーニング。

大切なことは、いろいろと試みながら考えていくことだ。
答えは誰も持っていないのだから。
文科省教育課程課長の合田氏も
「『アクティブ・ラーニング、これをすれば絶対大丈夫』
『アクティブ・ラーニング、これ以外にはない』という『型』にとらわれて授業をすることは
むしろ主体的・対話的な深い学び(アクティブ・ラーニング)の対極で、
このような特定の型を表面的に整える指導は、パッシブ(受けて)・ラーナーによる授業の典型と言えよう。」
(『教育研究』2016年4月号)
と言っているように、
巷にあふれる「われこそはアクティブ・ラーニング」的なことに惑わされず、
子どもたちの姿、学校や地域の特色を踏まえて
少しずつ、まずはやってみることが大切なのだと考えている。

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