きょうの一冊 【23】

Posted By on 2014年2月27日

 

「サリーのこけももつみ」

マックロスキー

 

こけももつみに行ったサリーと、熊の子どもの楽しいお話です。

二人が出会って楽しくお話した、というような内容ではありませんよ。

丘の頂上をはさんで、サリーと子熊。

お互いの後ろには、お母さんと母熊。

どちらも相手に気付かずに、こけももつみに夢中です。

おやおや、こんなことしてたら、出会っちゃうよ。

というニアミスや先行きの想像の楽しさがこの絵本にはあります。

母熊と子熊。

お母さんとサリー。

この比較がとても楽しくて、ほのぼのとした情感をかもしだしています。

 

ところで、こけももってなんでしょうか。

このお話ができた頃には、日本人にこけももを食べる人は少なかったのですが、

今は、ほとんどの人が子どもの頃から口にしていますね。

 

はい。

正解は、ブルーベリーでした。

 

 

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