この時期だから、「若い先生方に」

Posted By on 2020年12月15日

■ 若い先生方に
どこまでを若いというのかは、単に年数だけでは決められないが
ともかく、この時期に若い先生方へ伝えたいことがある。

もしも、学級が崩れているように感じていたら、
他の先生たちに入ってもらいながらしのいでいる状態だったら、
思うように子どもたちとやっていけないのなら、
そういう状態なら、
そのままなんとか後一か月を乗り切ってほしい。

しゃあないやん、そうなってしもたんやから。

しんどいだろうと思う。
その状態で学校へ行くのは。
朝、トイレに入ったら、いろんな子どもの顔が
浮かんでくるだろう。

それでも、最後まで乗り切ったら、
他の先生たちや学校にかける迷惑は、最小限にとどまる。
それは、大事なことだよ。
今の時代、学級をちゃんとやっていくのは、大変なこと。
1つ歯車が狂うと、とんでもないことになる。

そして、まじめに考える先生ほど、苦しむ。
それでも、それでもだよ、
最後まで乗り切ったら、学年末業務だってあるし、
成績処理もできるし、
指導要録だって書けるし・・・。

いなくなったら、それまで誰かがやらなければならない。
後釜なんて見つからない。

いいじゃん。崩れたら崩れたで。
なっちゃったんだから。

しんどい時期を乗り切って
優れた教師になった人は、山ほどいるんだからね。

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