理論は必要だ
Posted By taga on 2014年6月24日
人のやったことを理論なくそのまま追試すると、
自分は大して教材研究をしなくても結果が出る。
それは、教育における「自己喪失」だ。
自分がこれをした、というものがないのだから。
自分を喪失した教師が、子どもに何を伝えるのか。
われわれは、教科だけを教えているわけではない。
子どもたちに問われるのは、最後は教師の全人格だ。
教師は、自分でその人格を作っていく努力をしなければならない。
それのできない人は、子どもたちの前に立ってほしくない。
また、全国のどの子どもたちにも通用する授業は大切だ。
ハウツーものはどんな子どもにも通用するやり方を教えてくれる。
しかし、若いときからそればかりにつかっていると
自分のクラスの子どもたち一人一人から学んでいくという、教師の基本姿勢を失うことになる。
全国一律に通用することが、自分のクラスでは通じないということは、必ずあるのだ。
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